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絵茶中の産物

会キョン、ちぅ。
すごく短い。後で足すかも。




 唇を合わせる直前、ふっと目が軽く伏せられる。その仕草がやけに色っぽくて、心臓が跳ねた。よくよく見ると意外に長い睫が、濃い影を瞼の下に落とす。
 眼鏡のレンズに阻まれて、まるで作り物のように見えるなと思いながら、口付けを受ける。
 軽く触れるだけで離れたそれを名残惜しく思いながらも、たったそれだけで息が上がりそうになってる自分自身に気が付いて、閉口したところに声をかけられた。
「お前、目、閉じないよな」
 それはあなたの顔が綺麗すぎて、見てないと勿体無い気がするからです、貧乏性なもので。
 うっかりすると一秒たりと目が離せなくなるほど好きな顔が、折角目の前にあるんだから、見ないと損だ。
「癖です」
 そんな恥ずかしい言葉を口にするのはさすがに憚られるので、俺は小声でそう言った。

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